ディーカレットDCP

3名の社員に部門をまたいで集まってもらいインタビューの機会をいただきました。前編では今行っている業務や仕事のやりがいについてお話してもらいましたので、後編ではそれぞれが所属している組織を深堀りしていき、当社ではどのような人が向いていそうかなどを聞いてみました。

 

プロダクト開発部門
九間 啓士朗さん

新卒で入社した家電企業でエンジニアとして従事後、2022年にディーカレットDCP入社。家電好きな期待の若手エンジニア。(インタビュー記事

ビジネスアライアンス部門
山口 直樹さん

前職の決済代行会社では経営企画部にて決算業務などを担当した後、大企業向けの営業を行う。とてもやわらかい物腰な一方グループでは頼られる存在。

経営管理部門
後岡 大裕さん

損害保険会社にて商事法務業務、会議体運営、中期経営計画の策定等を担当。趣味はブラジリアン柔術で啓もう活動を社内で行う。(インタビュー記事

皆さんが所属する部門やグループの雰囲気についてお聞きできますか。

九間:プロダクト開発グループでは、自己管理が求められますね。2週間ごとに何をやるかチームで決めてタスクをこなすのですが、例えば遅延しそうと思ったらきちんと報告します。後でやっぱりできなかったとならないように、自分たちでしっかり管理しましょうという方針です。

後岡:大変そうなイメージです。

九間:慣れないと大変かもしれません。僕もたまにできていないこともあります(笑)
あとは、新たに入ってきたメンバーのサポートもするようになりました。自分で開発もして、実証実験にも参加し、ビジネス側からの質問にも対応する、などいろいろな役割を担うようになりました。

 

後岡:経営管理部門の雰囲気はすごくいいと思っています。報告ルートや指示系統もきちんと定まっているし、迷うことはないですね。

当社で導入しているOKRの一環で、毎週月曜日にチェックインミーティングを部門で行うんです。そこで今週やることを共有するのですが、人手が足りない業務があるときなどはそこで声掛けをします。気軽にチームを超えてお願いがしやすい仕組みだなって思っています。

例えば取締役が参加する会議があると、お迎えや会議室のセッティング、資料の準備、オンラインで参加されるかたとのミーティング接続など、みんなに手伝ってもらって実施しています。専門的な業務は難しいですが、みんなでシェアできる仕事は協力し合っています。

九間:ほかのチームの仕事をするというのが想像できないです。

後岡:それぞれチームごとに業務があって、その内容に対してチームの人数が足りなかったり分掌があいまいだったりするんです。なので、それぞれの業務を部門全体の仕事としてとらえて助け合うイメージです。チーム間の隔たりなく協力できる環境がいいですね。

山口:ビジネスアライアンスグループも同じで、情報の共有や相談はよく行っています。特にお客さまからの質問への返答で困ったりすると、メンバーと一緒に考えたりしますね。
ビジアラではデジタル通貨フォーラムの運営をするチームと、お客さまとビジネスをどう作っていくか検討するチームがあって、私は後者のほうです。フォーラムで検討されている案件がサービスにつながることもあるし、逆に個別にお客さまと話していて分科会に入って議論したいと言われることもあります。なので案件は常にグループメンバーと共有しています。

 

 

後岡:お客さま先へ伺って、フォーラムへ参加したり実証実験に興味を持ってくれたりなど、成功する確率ってどれくらいなんですか。

山口:まだまだ高くはないですね(笑)

九間:社内会議でも状況は報告されているので、今後の進捗が楽しみです!

後岡:チームメンバーと比べて山口さんがここは勝っているぞ、みたいなところってありますか?

山口:ないです!みんな師匠だと思っています(笑)ただ、バックオフィス業務の内容や決済がどういうものかなどは、前職での知識が活かせるところですね。

後岡:まだローンチされていないデジタル通貨を、大企業に導入してもらうって難しいですよね。

 

山口:デジタル通貨を使って業務効率化するということは省人化につながるので、いやなイメージを持たれることもあります。不景気だと売上が落ち経費削減の流れになるので説明しやすいですが、今は比較的好景気なので、売上を伸ばすことのほうに注力されている会社が多いかもしれません。

ただ今後、少子高齢化が進んで働き手の確保が難しくなるとも言われているので、それを見据えて当社のデジタル通貨で効率化できたらいいですね!

では、ディーカレットDCPに向いている人ってどんな人だと思いますか。

後岡:まずは当社のやりたいことに共感していることですね。社会を変えうる、新しいインフラとして機能していくんだ、ということを理解して実現に向かうことができる人。あとは自走できる人、結果が出なくてもやり続けられる人とかですね。

 

九間:同感です。採用面談でも当社の取組みに共感してくれることと、自走できる人かというのを見ていますね。特にプロダクトでは仕事の進め方にも関係してくるので、そこは強く求められる部分かと思います。
あとはブロックチェーンなど比較的新しい技術を使っているので、そういったテクノロジーに好奇心を持てる人が向いているかもしれません。

後岡:確かに。今までにないものを創っているので、前例もなくわからないことも多いんですよね。それに対して仮説を立てて考えを巡らすことができる人がいいですね。

山口:私も好奇心旺盛な人がいいです。情報を目にした時にただ受け取るのではなくて、じゃあこっちはどうだろう、この場合は?など興味をもって考えられるといろいろ学んで吸収できる人なんだと思います。
あとは、お客さまに寄り添える人ですね。お客さまの事業について興味を持ったり、業務を理解したり、こんなところ困っているんじゃないかと想像することが大事だと思います。

 

では最後に、ディーカレットDCPをどのような会社にしたいですか。

九間:世界の潮流を見ても、デジタル通貨は必ず実現されると思うんです。できるならトップに立って、この業界をけん引してくような会社にしたいなって思います。

後岡:九間さんと同じで、当社をこの業界のリーディングカンパニーにしたいですね。おそらく当社以外の会社でもデジタル通貨を実現できるのかもしれないですが、1社目って本当に大事だと思います。

山口:まさにグループ会社のインターネットイニシアティブが初めて日本の商用インターネット接続サービスを提供したように、当社もデジタル通貨のプラットフォームというインフラを実現させたいですね!

 

 

ありがとうございました。部門が違うのに、当社に向いている人や当社の将来像などはみなさん同意見だったのが意外でした。このインタビューを通して、ディーカレットDCPの今まで見えなかった側面をお伝えできていたら嬉しいです。

前編ではそれぞれの業務ややりがいについてお話しています。

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※所属や業務内容はインタビュー当時のものです