INTERVIEW
インタビュー

商流と金流の一体化で
日本のDXを推進
営業企画グループ
金籠 舞さん
これまでのご経歴を教えてください
これまで私は、「IT業界」と「海外インフラ開発支援」という二つの大きく異なる領域で、主に事業開発に携わってきました。
IT領域では、スタートアップでコンシューマー向けサービスやフィンテック関連のプロジェクトの立ち上げに携わってきました。特に直近では、ブロックチェーンに関連するPoCやプロジェクトのマネジメントなども担当し、今の業務にもつながる経験を積んできました。
一方、「海外インフラ開発支援」については、JICAで途上国の経済特区や港湾・道路・空港といったインフラ開発を日本政府として支援する事業に従事しました。現地政府や日本の省庁、NGO、民間企業など、多様なステークホルダーとの折衝も重要な業務の一部で、現在当社の業務でも社内外の調整等に活かされていると感じています。
転職活動の中、当社に興味を持ったきっかけというのは
ブロックチェーンを用いた新規性の高い事業でありながら、当社を知ったときはすでに商用開始時期が決まっており、大手金融機関や企業を巻き込んでサービス構築を行っている点に大きな可能性を感じました。
これまでブロックチェーン関連事業に携わる中で、PoC止まりでその先に進むことができない事例を数多く見ており、商用化が目前であるということは大きな魅力でした。

では、金籠さんが所属している営業企画グループではどのような業務をしていますか
営業企画グループは、営業開発チームが個別案件を開拓するにあたって、その土台となる基盤整備等、様々な角度から支援する役割を担っています。
営業資料や会議体資料の作成、事業計画の予実管理などを行うと同時に、ブランディング、料金モデル、プロモーション等、多岐にわたるマーケティング活動も担っています。
私は、現在同グループ全体を統括する立場で業務にあたっています。チームは少人数ということもあり、プレイングマネージャーとして、自分でも手を動かしながら複数のチームを横断的にマネジメントしています。直近では、FIN/SUMという大型イベントでの登壇企画をリードしました。
当社に合うような人物像はどんな方だと思いますか
「グリット(やり抜く力)」を持った方ですね。
新しい価値を創っていこうとしている会社なので、プロジェクト推進にあたっては課題も多く、これらを一つ一つ克服していかなければなりません。困難な課題に対しても、粘り強く取り組んでやり抜く力が、特に強く求められている会社だと感じています。
実際にそのような方は活躍されていると思いますし、今後も是非そういった方とお仕事をさせていただきたいと思っています。

ワークライフバランスの観点で、今どのような働き方をしていますか
働き方はとても柔軟です。私は小学生の子どもがいるので、リモート寄りのハイブリッドで、週1~2回ほど出社するスタイルで働いています。子供と過ごす時間を大切にしていて、帰ってきた時に「おかえり」と言ってあげられるという点は、非常にありがたいと思っているところの一つです。制度があることもそうですが、一緒に働いている皆さんの中にさまざまな働き方を認め合う意識が浸透していると感じています。
出社時にはランチに行くなど、対面での雑談やカジュアルなコミュニケーションも大切にしています。リモートと対面、どちらの良さも活かせる環境です。
DCJPYで叶えたい夢を教えてください
少し壮大に聞こえるかもしれませんが、DCJPYには日本のDXを推進し、国際的な競争力を高めていくような存在になってほしいと思っています。
以前海外に住んでいたことがあり、コロナ禍の初期に日本に帰国したのですが、行政を中心に日本のDXの遅れに強い危機感を抱きました。このままではこの国は沈んでしまう。そんな思いから、途上国支援の道から転じてフィンテックの世界に飛び込み、そこから当社に転職し今に至りますが、その気持ちは今も変わっていません。
実際に入社してから業務を通じて実感しているのは、当社は日本のDXを大きく推進するポテンシャルを持っている数少ないプレイヤーの一つである、ということです。個別企業単位でのDXはある程度進んでいますが、業界単位でのDXは取り組みが遅れているところではないかと思います。DCJPYは「商流と金流の一体化」を目指しており、これが実現されれば業界単位でDXを大きく推進することが出来ると考えています。
業界単位での取組を実現するためには、数多くのプレイヤーやシステムとの連携が必要で、非常に難易度は高く、そこまでの道のりは容易ではありませんが、一つ一つ着実に実績を積み重ね、実現に向けて進んでいきたいと考えています。私自身は、営業基盤整備やマーケティング活動などを通じて、その活動に貢献できればと思っています。
- 所属や業務内容はインタビュー当時のものです



