営業戦略本部シニアマネージャーの金籠がMoney 20/20 Asiaに登壇しました

アジア最大級のフィンテックイベント「Money 20/20 Asia」にて、デジタルマネーの未来に関するセッションに営業戦略本部シニアマネージャーの金籠が登壇しました。
本イベントは、金融・テクノロジー・決済分野のリーダーが集まり、次世代の金融インフラやビジネスのあり方を議論する国際カンファレンスです。
セッションでは、「トークン化マネー(Tokenized Money)」をテーマに、日本発の新しい決済インフラモデルについて解説しました。
特に、日本の金融機関と連携して構築している「マルチバンク型のデジタル決済基盤(日本モデル)」を取り上げ、日本の取り組みをもとに、今後アジアでどのようにデジタル決済ネットワークが発展していくのか、その方向性を以下のポイントと共に発表しました。
1.トークン化預金の定義と優位性
ステーブルコイン等の他のデジタル通貨と比較し、既存の銀行預金をトークン化するアプローチには、以下の戦略的価値があること。
信用創造の維持: 銀行が既存の仕組みの中で融資などのマネークリエイションを行える点。
流動性の管理 :既存の銀行システム内で資金が循環するため、金融システムの安定性を損なわない点。
制度的裏付け :預金保険制度やAML/CFTといった、既に確立された信頼の枠組みをそのまま活用できる点。
2.日本における先駆的取り組み「DCJPY」
DCJPYネットワークの具体的な成果と進捗。
商用化の進展: 2024年のサービス開始以降、大手銀行から地方銀行まで幅広い金融機関の参加が進んでいる点。
業務効率化の実績 :B2B決済の自動化実証において、従来の業務プロセスを75.5%削減したという具体的な成果。
3.アジアおよびグローバルへの展望
日本での成功をBlueprints from Japanとした、アジア全域への応用について。
知見のパッケージ化と輸出 :日本で構築したエコシステム形成のノウハウは、アジア各国のデジタル経済発展に適用可能である。
相互運用のハブ構築 :各国の国内ネットワークを接続するためのオーケストレーション・レイヤーを構築し、シームレスなクロスボーダー決済の実現を目指す。
Tokenized money at scale : Japan's blueprint and its application for Asia's payment networks
大規模なトークン化預金:日本の青写真とアジア決済ネットワークへの応用
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