価値交換システムに関する特許を取得
DeCurret(ディーカレット) デジタル通貨や暗号資産の相互運用性を拡大する価値交換システムに関する特許を取得
株式会社ディーカレット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:時田 一広、以下:当社)は、この度、「価値交換システム、プログラム、記録媒体及び制御方法」について特許を取得したことをお知らせいたします。
■背景
当社は「デジタル通貨のメインバンク」として、インターネット上にデジタル通貨を活用した新しいマネーのインフラを創ることを目指し、暗号資産事業およびデジタル通貨事業を展開しております。インターネット上に新しいマネーのインフラを創ることで、デジタル通貨と暗号資産が融合する社会を目指します。
すべての価値をつなげて、シンプルに交換する仕組み「デジタル通貨のプラットフォーム」の実現に向けて、これまで当社ではブロックチェーン技術をはじめ事業を支え発展させる技術の開発・投資を積極的に行っており、本発明はその一環となります。
■概要
本発明は、ユーザの所有する暗号資産を好適に活用する価値交換システム、プログラム、記録媒体及び制御方法を提供することを目的としております。2019年8月より当社が提供しているディーカレットアプリの電子マネーチャージ機能に利用され、暗号資産から楽天Edy、nanaco、au PAYプリペイドカードへのチャージ※を可能としました。
特許番号 |
特許第6817476号 |
発明の名称 |
価値交換システム、プログラム、記録媒体及び制御方法 |
登録日 |
令和2年12月28日 |
※電子マネーには、直接チャージもしくはギフトIDに交換する方式がございます。
価値交換システムは、各ユーザが保有する電子的価値媒体の種類およびその保有量を管理するシステムを指し、電子マネーチャージサービスを契機に出願しましたが、当発明は暗号資産のみならず幅広いデジタル資産が対象となります。
当社は引き続き、デジタル通貨と暗号資産の相互運用性を高める価値交換サービス「デジタル通貨のプラットフォーム」の提供によるユーティリティ性の拡大を目指して開発に取り組みます。そして、すべての価値が繋がるトークンエコノミーの世界を創り上げてまいります。
【電子マネーチャージ機能の特徴】
- 電子マネーチャージ(電子的価値媒体の交換)を行う際の条件を決定する機能
・電子マネーチャージの交換元の(複数の)暗号資産の選択
・暗号資産から交換する電子マネー種類の選択
・交換する電子マネーの金額
- 交換する暗号資産の交換優先度を決定する機能
・指定した優先度に沿った順で残高を使用する
- 価値交換機能
・暗号資産を原資として電子マネーへ実際に交換する
- 利用しづらい端数の電子的価値の活用
・交換元の暗号資産のうち、電子マネーにチャージできない1円未満分の暗号資産がディーカレット口座にあるものの、出金も交換もしづらく口座に塩漬けになっている状態になっているような場合でも、複数の暗号資産の端数を合わせて交換可能