ディーカレットDCP

管理グループ マネージャー 後岡 大裕さん

法律関連の知識を活かして、企業活動に必要な業務を状況に応じて行ってきた経歴を持ち、現在総務・コンプライアンスチームで会社運営のために必要なルールの整備や組織創りをリードしている後岡さんをご紹介します。

後岡さんのバックグランドを教えてください

大学・大学院と法律を学んできたので、それを活かせるような仕事をしたいと思い、商事法務系の部門で働けるような会社を選んでいます。弁護士が行う契約関連の業務と違って、商事法務とは企業活動で必要な手続きの仕分けを行い、必要な決議が有効に成立するように、適式な招集通知の作成・発送、適切な会議進行、適式な議事録の作成・保管を行うことが主な業務となります。

前職でも株主総会や取締役会などの会議体運営、ストックオプションの発行、増資や株式上場に向けた対応などを行っていました。商事法務の分野からは一歩進んだ議論かもしれませんが、金融機関だったこともあり、内部統制やガバナンスを検討する業務は非常にやりがいがありました。

はじめから規制がたくさんあると機動的に動けない一方で、準備をしていないと、必要になったフェーズでルールを遵守する文化を社内で一から醸成するのは大変です。答えがあるものではなく、会社の成長段階によって最適な規制や組織はなにかを見極める作業が大事だと思っています。

 

どうして当社に転職しようと思ったのですか

当社の事業は新しい領域であって、社会にインパクトを与えられる面白い事業だと思いました。会社としてもまだまだ成長段階なので、これまで培ってきた経験を活かして貢献できると思いました。ただデジタル通貨についてはまだまだ勉強中ですね!

 

今どのような業務をされているのでしょうか

商事法務分野の業務や、コンプライアンス分野やガバナンスを強化するための企画を行っています。いくつか課題を見つけていて、やりがいがありそうです。

ビジネスが推進していく一方、社内ルールを守る意識は常に持っていてもらわなければならないと思っています。ルールを作るだけではなくて、理解してもらって気持ちよく業務を行えるように全力でサポートしていきたいです。

 

関西にお住まいですが、出社はされていますか

会議体運営の都合上、会社で行う業務もあるので週替わりくらいで出社してますね。東京に住んでいる年数のほうが長いし、こっちのほうが好きなんです。行き来は大変ですが、リフレッシュできます。

 

リモート勤務のコミュニケーションで気を付けている点はありますか

リモート勤務の日にはミーティングを入れるようにしています。Slackなどのコミュニケーションも重要ですが、オンラインでも直接話したほうが誤解も少なくスムーズに進みます。

ただ、カメラオフのままオンラインミーティングに参加する人も多いので、顔と名前が一致しない人がまだいます(笑)。私が所属している経営管理部門のメンバーはみんなカメラオンにしているので、表情も読み取れて安心しますね。

ブラジリアン柔術をされていて、この間は試合にも出たとか。

そうなんです、前回の試合は決勝戦で負けてしまい準優勝でした。次の試合は全日本チャンピオンを決める試合なので、皆さん応援してください。ブラジリアン柔術はとてもロジカルな格闘技なうえ、仕事とは違った頭の使い方をするのでおもしろいんです!朝出社前に道場に行くのですが、ビジネスマンが多い印象です。気になった方はぜひお声がけください。

 

DCJPYで実現したい夢はありますか

DCJPY自体無限の可能性を秘めていて、実現すると社会のかたちが新しく変わると思っています。社会にイノベーションが起こるようなすごいインフラになるので、これを元に世の中に新しいサービスがたくさん出てくると思います。表からは見えないかもしれないですが、実はこの仕組みはDCJPYを使っているんだということを自慢したいですね。

デジタル通貨の登場によって今の法律ではカバーしきれない部分も出てくると思いますので、そのあたりがどうなっていくのか個人的に楽しみです。

お金が価値の交換や保存だけの役割でなく、新たな価値を付加できるというところがおもしろいと思います。これは歴史の教科書に載るくらい大きな変革につながるのではないでしょうか。

 

※所属や業務内容はインタビュー当時のものです